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天使ママのお部屋

体外受精、双子妊娠、22週流産、癒着胎盤を乗り越えてベビ待ち中のナースのブログ

夜の病院にかかるときの注意点

こんばんは。天使ママのお部屋へようこそ。

今日は昨日の続きです。

昨日は救急車を呼ぶときの記事でした。

今日は救急車を呼ぶほどではないけれど夜に病院で診てもらいた。

そういう時のための記事です。

 

まず初めに分かってほしいことは

夜の病院は、昼間病院にかかる暇がなかった人が来るところではなくて、朝までも待てないくらい具合が悪い人が来るところだという事です

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本日のメニュー

 

 

夜間救急外来の現状

私が働いていた病院は三次救急の病院でした。救急車を受け入れる病院にも種類があって三次救急受け入れ病院というのは最も重症な患者さんも受け入れられる病院です。病院の設備によって受け入れられる患者さんの重症度が変わります。

 

私は時々この救急外来を手伝いに行く業務がありました。私が手伝うのは救急車の中でも比較的軽症な患者さんと直接病院に来られる患者さんを対応する部屋です。

特に、夜直接来る患者さんの半分近くは「なぜ、今来たの?」という人ばかり。

 

例えば

「朝から熱が38度あって・・・」

朝から熱があったならなぜ昼間に病院来なかった?

 

「転んじゃって足が痛いんだけど・・・」(歩いて入ってくる)

歩けるなら明日でもいいのでは?

 

「風邪だと思うんですけど、明日会社休めないんで風邪薬だけください。」

は⁉Σ(・ω・ノ)ノ!

 

 

正しい認識がないんだろうなぁってつくづく思うし、先生はため息。

ため息をついているこの先生はね、あなたが今日昼間働いているときも同じように働いていたし、これから夜中ずっと働いて、そして明日また普通に働くんだよ。って言いたい。

みんなが正しく救急外来を活用してくれたら本当に診療が必要な人が待たされないし、国の医療費だって無駄にならないし、先生は休めるし、良いことずくめになる(^o^)丿

ということで、救急外来の正しい受診の仕方をご紹介します。

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受診をする前に病院に電話をしましょう

事前連絡なしに受診したいといきなり来られる方がいます。これはよくありません。

必ず事前の電話連絡は必要です。

理由は大きく分けて二つあります。

 

理由その1:当直の先生には専門がある

大きい病院は主に「内科系当直」「外科系当直」と分けて日替わりでいろんな科の先生か当直をしています。

つまり、内科といっても消化器内科の先生の日もあれば、神経内科の先生の日もあるということです。

お腹の症状で診てもらいたいのに神経内科の先生に診てもらっても詳しいことは分かりません。

あなたの症状を診るのに適した先生が当直しているのかを確認することが大切です。

 

理由その2:診察が出来ない状況の時もある

24時間診療を受け付けているとはいえ、夜間に診察する医師の数は限られています。

しかも、病院によっては夜の外来だけでなく、入院患者さんの急変にも対応しなくてはなりません。一人でも命の危機になるような急変が起きたら当然ですがもうその人にかかりっきりになってしまいます。

そうすると夜の外来診療は完全に止まってしまいます。その間に外来に来る人が増えると大変です。

今診察が出来る状況であるかを確認することは大切です。

 

 

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受診するときのこれだけは持ってきてほしい持ち物

夜の病院に来られる方はだいたい慌てていたりしてつい、忘れ物をしてしまいがちですが始めていく病院であれば尚更、忘れてほしくないものがあります。

・現金

・保険証

お薬手帳

・内服薬

・診察券(もしその病院にかかったことがあるなら)

最低限、これらは必ず持ってきてほしいです。もし入院が必要になるだろうと予測できるときは入院の準備も可能な範囲で出来るといいかもしれませんね。

 

 

救急外来で出来ることと出来ないこと

救急外来で出来ることは限られます。とにかく必要最低限のことしか行いません。

必要最低限とはどういうことか。

命に関わるかどうかということです。

 

繰り返しますが、夜は人手も限られます。その中で行われる医療は必要最低限に限らないと診察が成り立ちません。全員に考えられるすべてのことをしていたら人も時間も足りません。

 

例えば、食欲不振と胃痛が続いているという症状で診察に来たとします。

出来るのは診察と薬の処方くらいです。

心配だから胃カメラをやってほしいといっても夜中にそこまではできません。

レントゲンや採血やCTなどの検査も命に関わる病気が潜んでいる可能性があると先生が判断した場合に限り行われています。

 

夜間の救急外来で出来ること

・命に関わるような病気がないか調べること

・症状を緩和させるための対処

夜間の救急外来で出来ないこと

・確定診断をするための詳しい検査

・ずっと前から続いている症状についての検査

 

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気を付けよう!救急外来の正しい認識

ここまで、救急外来を受診するときの方法について書いてきました。

次は、こういう認識をもって救急外来を受診してほしいという事を三つ挙げていきます。

 

 救急外来はコンビニとは違います

24時間営業のコンビニと24時間対応の病院は大きく違います。受けられる医療は昼間と夜では違いがあるのです。

ついでにあれもこれも診てほしいというのは無理です。

出来ることは命に関わるような重大な病気が潜んでいるか判断することと症状の緩和です。

 

救急外来だって待ちます

昼間の病院は待ち時間が長いけど、夜ならサクッと診てもらえるだろうとか思ってわざわざ夜に来る人がいますがそれは違います。

夜の病院は驚くほど人が来ます。診察できる病院の数が限られていますし、先生の人数も限られているので何かあったら診療はストップしてしまうからです。

待ち時間があることを前提として受診しに行きましょう。

 

薬も必要最低限しか出しません

仕事が忙しいから薬を1週間分くださいとか言われることがよくあります。ですが、お薬は基本的に多くても3日分程度しか処方しないのが普通です。

なぜなら必要最低限の診察しかしていません。なので確定診断が出来ていないことが多いです。おそらくはこれだろうと予測して、そしてその症状を緩和するための薬しか処方していません。

本気で治療したいならちゃんと日中の病院にかかってしっかり検査を受たほうがいいです。

 

昨日から二日間かけて救急車と救急外来のことについて書かせてもらいました。

いつも思うのが医療を受ける人と施す人には認識の大きな違いがある気がするんです。だから患者さんや家族は当たり前だと思ってやっていることが医療者はありえないって思うことがあるし、その逆もある。もっと共通の認識を持てるように医療の現場っていうのはこうなんだよ、これはこういう人のためなんだよってアナウンスしていかなくてはいけないなぁって思います。

今日はその一つという事でう。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

合わせて読んで頂きたい記事

 昨日の記事と今日の記事はセットです。

www.yuki-1224-ten.com

 

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