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天使ママのお部屋

体外受精、双子妊娠、22週流産、癒着胎盤を乗り越えてベビ待ち中のナースのブログ

看護師辞めたって人生終わるわけじゃない

こんばんは。天使ママのお部屋へようこそ。

ゴールデンウィーク最終日の今日。気持ちは憂鬱でしょうか。

新人看護師のみなさんはそろそろ第一期仕事辞めたい症候群に襲われる頃ですね。

私も仕事辞めたい!と思う事なんていくらでもありましたね。

ここまで続けてきたのは単に辞める勇気がなかっただけだと思いますが、結果的に10年以上辞めずに続けて良かったと思っています。

 

ただ、だからといって、看護師を続けることこそが正義!だとも思っていません。すぐに辞めたからって単に忍耐力のないやつだとかも思いません。こんな職業ですからね、辛くなることは山ほどありますし向いている人向いていない人がいるのも事実。

看護師やめたからって人間的にダメになるわけじゃないし人生が終わるわけでもない。私に言えるのは私の経験を踏まえたことだけです。そんなわけで、今日は私が一緒に働いていた後輩の話をしてみます。

 

 

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 本日のメニュー

 

臨床指導者としての出会い

私が彼女と出会ったのは臨床指導者をしていたとき。臨床指導者とは実習に来る学生たちを病棟で教える看護師です。通常業務に加えて学生が実習に来ている間は学生と一緒に患者さんを担当したりして患者さんにケアをします。

彼女はとても優秀で患者さんにも礼儀正しく接することが出来るし、記録も書けるし、知識もあるし、しっかり予習もしてくる子でした。

私は何気なく、彼女に「うちの病院に就職すれば?」と誘いました。

その時点では彼女は別の病院に就職しようと考えていたようです。でも私の言葉でこの病院に就職しよう!ここの病棟を第1希望にしよう!と考えてくれたそうです。

そして彼女は希望通り、私がいる病棟に配属されてきました。

 

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新人看護師としての彼女

学生の時と同じようによく勉強をするし、一生懸命に仕事に取り組むし、期待どおりでした。でも次第にわかってきたのはまじめすぎて融通が利かないということと、緊張すると顔が強張って怒ったように見えるということでした。

患者さんとのやり取りでも「これは決まりですからできません。」ときっぱり断ってしまうし患者さんに強く何か言われると緊張して顔が強張るので怒ったように思われてしまうんです。

少しずつ、患者さんからクレームを頂くようになったり、同僚看護師ともうまくいかなかったり、同期との仲もぎくしゃくしていました。

 

人はなかなか変われない

私が誘ってこの病院に就職したという経緯もあり、彼女は上司にも私と一緒に働きたいからここに来ました!と言っていたそうで、上司からもどうにかサポートしてやれと言われていました。私も慕われているのはうれしかったし客観的に見て彼女はとても優秀でした。ただもう少し、柔らかさを持てれば良かったんです。

仕事中に声をかけたり、仕事帰りにご飯に行ったり、そうした機会で度々もう少し柔軟に柔らかくと言う話をしました。頭では自分の考え方が固いとか、正しいことを言っていても言い方がよくないとか、緊張すると怒ったような顔になってしまうことも分かっていると言います。あれやこれやと対策を二人で立ててみたりもしました。

自己分析は出来ていて、自分なりに自分を変えようともしていましたがなかなかうまくはいきませんでした。

 

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ついに心を病んでしまった

私は間もなくして病棟異動になり、彼女とは離れました。それから1年しないうちに彼女が心を病んで休暇を取っているという話を聞きました。

私は彼女と連絡を取り、会いました。ただでさえ、細かった体は更に痩せていました。薬を飲んでだいぶ落ち着いたと言っていましたが、もはや私の目を見て話をすることが出来なくなっていました。

 

優秀な彼女の可能性を潰してしまったかもしれない

私がこの病院に誘わなければ、彼女は慢性期の病院に就職しようと考えていたそうです。もしかしてその選択をしていたら今も元気にその優秀な才能を発揮していたかもしれない。選ばなかった未来がどうなっていたかなんて知る由もありませんが、そう考えてしまいます。もっと目をかけていればよかった、もっと話を聞いてあげればよかった。そして何より、別の病院もあるという選択肢を示してあげればよかった。上司や周りの人はみんな辞めることを良しとせず、どうにかこの病院で立ち直らせようとしていました。でも、人には向き不向きがある。この病院が向いてないということもあるかもしれない。そういう可能性をもっと考えてあげるべきだったのかもしれません。

結局彼女は一度復帰をしたもののやはりだめで病院を辞め、別の職業についていました。最近、やっぱり看護師をやりたいということで病院ではないところで看護師として働き始めたそうです。

 

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心を病む前に決断を

真面目で頑張り屋な人ほど限界まで頑張ってしまいます。気が付いた時には手足が震えたり、意味もなく涙が溢れたり、食事がのどを通らなくなっていたりします。

一度心を病んでしまうと完治には時間がかかりますし、その後もまたそうなるんじゃないかって不安が付きまとうし、何かのきっかけで同じような症状は出やすくなります。

看護師という職業は、単に真面目で努力家で頑張れる人が向いているというわけでもありません。それだけだと逆に苦しくなることが沢山あります。時には目をつむれる許容が必要なんです。ミスは許されませんが完璧を目指すと自分が壊れます。その匙加減が難しいんですが。

看護師として働き続けることだけが正義ではありません。向いてないと思ったら何がどう向いていないのかを客観的に分析するべきです。

心を病んでからじゃ遅いんです。人生が狂います。大切なのは自分です。看護師はすぐに自分のことを後回しにしがちですが、肝心なところは自分を優先しましょう。

まさに、「逃げるは恥だが役に立つ」ってやつです。

新人看護師のみなさん、頑張りすぎないことを心がけて、そこそこの力を発揮してやっていきましょうね。でももちろん努力はしないとダメですよ。人の命を預かる仕事ですからね。そこにはプライドをもってプロ意識を持ちましょう。

 

では今日はこの辺で。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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