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天使ママのお部屋

体外受精、双子妊娠、22週流産、癒着胎盤を乗り越えてベビ待ち中のナースのブログ

私の体外受精体験談その1

こんにちは。天使ママのお部屋へようこそ。

今日は私の不妊治療体験談を少し書きたいと思います。

体外受精を受けるまで

私たち夫婦は2年近く子供が出来ないということで受診を決意しました。検査の結果、精子の運動率が著しく悪いということが分かりました。これは私が通っていた病院の見解ですが、かなり数値は悪かったのでこれを解決するには体外受精しか道はないということでした。しかも体外受精の中でもさらに緻密な顕微授精という手法を用いないと妊娠は無理だと断言されました。

私たちはいきなり体外受精と聞き、最初はためらいましたがその時点で主人は37歳。2人子供が欲しいと思っていましたから一刻も早く子宝に恵まれたいという気持ちから治療に踏み切りました。

採卵までの流れ

体外受精と人工受精

体外受精と人工授精って何がどう違うのかって治療を受けたことがない人は思いますよね。体外受精は体の外で受精卵をつくって子宮に戻す方法。それに対して人工授精は排卵の時期を狙ってパートナーから採取した精子を子宮に入れる方法というのがざっくりとした違いです。

つまり、体外受精を行うにはまず採卵と言って卵子を採取しなければならないわけです。これがまず大変です。

まずは内服から

ここからは私が体験した事を書いていきます。実際、技法はさまざま。病院によってもそれから何が原因で体外受精をするのかによっても受診のペースや使う薬などは異なってきますのであくまでも一例と考えていただければと思います。

私はまず一ヶ月内服を行いました。通常排卵は一回につき一個が基本ですが採卵では一回で十個くらいの卵子を採取することが目標ですので排卵を促すための調整が必要です。

一日2回朝7時夜7時です。これは自分の生活スタイルに合わせて時間を変えてもいいそうですがとにかく12時間おきに飲まなければならないし基本飲み忘れ厳禁です。

実際は飲み忘れないまでも時間は守れていませんでした。私は看護師をしていたので夜勤もありますし仕事中に飲まなければならないことも多々あったためなかなか難しかったというのが言い訳です。

生理が来て5日後くらいから内服を開始して次の生理が来たところでホルモン値を調べたりして採卵が出来る状態かどうかを確認しました。

最難関の自己注射

薬の効果が出ていることが確認できたら次は内服の種類が増えてさらには注射を行います。これが体外受精の大変なポイントの一つです。私の場合は二日に一回注射をしなければなりません。自分で自分に注射を打つことが出来れば通院しなくても済みます。ですが私が通っていた病院で渡されたのは普通の注射器と針と薬の液体が入ったアンプルというガラスの小瓶です。

私は看護師なので注射を行うことには慣れていますので当然自分で行うことを選択しました。でも一般の人が自分で注射器と注射針を取りつけ、アンプルから薬を吸い上げて自分のお腹や足に針を刺し注射をするというのはなかなか抵抗があるのではないでしょうか。自分でできないとなれば二日に一回病院に行かなくてはならず、それが10日から14日程度続きますので仕事をしながらですと大変です。そしてこの注射なかなか痛いのです。

薬の種類によってはペン型といってインスリンの自己注射みたいにボールペンのような形の筒の中に既に薬液が入っていて針を取り付けてダイアルを回し、自分の体に刺してノブを押せば打てる、といった医療者じゃなくても簡単に自己注射できるものもあるようです。その薬が適するかどうかは各個人によって変わってくると思いますが。

採卵の前日

さて、この二日に一回の注射を乗り越えるとまた採血でホルモン値を計測。薬の効き目がしっかりでていればいよいよ採卵になるのですがその前日にはまた注射もしくは点鼻薬排卵を促す薬を投与します。私は点鼻薬でした。時間も指定されていて夜の10時と11時に一回ずつ両鼻に一回ずつ点鼻しました。注射の場合、自分で注射が打てない人は薬と紹介状を渡されて自分の家の近所で救急対応している病院に行き、受診して紹介状を見せて注射を打ってもらわなければなりません。しかも夜の10時です。大変ですよね。さらに採卵を行う日の朝には鎮痛剤の座薬を予め入れてこなければなりません。採卵をするときには麻酔を行うのですがその前にも座薬を合わせて使うようです。座薬は効いてくるまでに時間がかかるので、自宅で使用してから来るようにと言われ、これも使用する時間を指定されていました。

仕事との両立は大変

これでやっと採卵をしに病院へと向かうわけです。長い道のりでした。およそ二ヶ月の通院による排卵の調整が必要です。私が通っていた病院は予約診療を行っていないので自分の都合で通うことが出来ると思って選びました。

でも検査の時はある程度自由でしたが治療が始まってみるとそうはいきません。では次は何日に来てくださいと指定されます。排卵のタイミングを逃すわけにはいかないので仕方ないのですが、結局は予約診療と変わらないわけですね。やはり仕事をしながらの通院は大変でした。

ただ私は看護師で夜勤もしています。そうすると夜勤前や夜勤明けなど仕事の日でも昼間の時間帯で時間を作ることが可能だったので普通の仕事の人よりは通院しやすかったと思います。寝不足にはなりますが。普通のお仕事の方は通院の度に半日なり一日なりお休みしなければならないので尚更大変だと思います。

それでも周りの理解と協力があれば仕事との両立も出来なくはないと思います。今はこういった治療に対する理解も進んできています。諦めずにまずは相談。体外受精の治療は内服を始めたらいったん延期するということはまず不可能です。やってみて駄目だったら途中でやめようというわけにはいかないので、よく職場に相談して数カ月は急遽休むことも可能な環境を整えてから臨めるといいですね。

では、ここまででだいぶ長くなってしまったので今日はこのあたりにして次回は採卵当日から移植について書きたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。