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天使ママのお部屋

体外受精、双子妊娠、22週流産、癒着胎盤を乗り越えてベビ待ち中のナースのブログ

私の体外受精体験談その2

こんにちは。天使ママのお部屋へようこそ。

では、昨日の続きといきましょう。

採卵当日

さて、約二か月間の準備期間を経てようやくの採卵当日。入院患者と同じような服に着替えて採卵用の特別な部屋の診察台へ。心電図を装着、酸素カヌラという鼻から酸素を流す管を装着、点滴の針を挿入。点滴からまた痛み止めの注射が入ります。看護師が膣内の洗浄を行いますがこれがまたなんとも言えない嫌な感覚。

あとは先生が来て、麻酔薬を点滴から入れたらもう5秒以内に落ちてます。

人によっては麻酔で寝かされていても痛みで目が覚めてしまったという事もあるそうですが私は全く痛くはありませんでした。起きたときにはもうすべてが終わっていました。所要時間20分程度といったところでしょうか。

目覚めてから看護師に支えられて診察台を降りてベッドへ移動。数歩の距離なのに猛烈に気分が悪くなりました。そこで2時間ほど寝かされて帰宅。ですが、起きて動こうとするとまた気持ち悪い。主人が迎えに来てくれましたがこんな時に限って電車。車で来てほしいと頼めばよかった。休んでいる間は行けると思ったけれどいざ動き出したら相当に気持ち悪くなりました。

なんとか家に帰りつき、その日はずっと寝込んでいましたね。夜までずっと動くと気持ち悪いのが続きました。

私が通っていた病院では二日後以降に電話にて受精卵がいくつできたのか確認することが出来ました。期待と不安を胸に電話をしてみると受精卵は三つ出来ましたという回答。三つ…。私の年齢からすればもっと出来てもいいはず。電話では何個受精卵が出来たかしか教えてくれません。

翌日、受診に行くと、思った以上に卵子が取れなかったということでした。薬の効き目が悪かったのか前日に使用した点鼻薬の効果がいまいちだったようです。

事前の説明では受精卵を5日目まで育てて細胞分裂を進め胚盤胞という状態にしてから凍結するということでした。しかし三つしかできなかったうえに、順調に細胞分裂が進んでいるのは一つだけという厳しい状況でしたので5日目まで待たず全卵凍結となりました。

本当なら胚盤胞という状態までもっていったほうがより妊娠しやすいそうですがこれはもう仕方ありません。しかも三つのうちの二つは状態があまりよくないので二つを一緒に凍結して移植するときには二つ一緒に移植すると言われました。駄目元の二つを同時に移植することで少しでも妊娠率を上げようということだそうです。

他の方々のブログなどを拝読していると胚盤胞にならなかった受精卵は破棄というところもあるようです。何が原因で体外受精をしているかとか医師それぞれの考え方とかの違いによるものかもしれません。ただ胚盤胞までいかないと絶対に妊娠しないというわけではないです。

私が通っていた病院では採卵をした周期には移植は行いません。採卵により子宮内に炎症が起こっていたりすることがあるためです。一周期は子宮を休ませた方が妊娠率が上がるのだそうです。私の場合、子宮の炎症が治まらず、さらにもう一周期お休みせざるを得ませんでした。刻一刻と過ぎていく時間。焦る気持ちもありましたが仕方がありません。

いよいよ移植!

採卵から二か月後、ようやく移植が出来るようになりました。移植も採卵と同じ部屋で行われますが今度は麻酔もありません。看護師がエコーを当て、先生が何か筒のような管のようなものを子宮に挿入。その管の横に注射器のようなものを接続した培養士が先生の「はい、入れてください」の指示を合図に受精卵を注入するといった三人の連係プレイによりものの5分程度であっという間に終わりました。準備から終了まで15分かからないくらいでした。あっという間すぎてなんとも拍子抜け。痛みも全くありませんでした。

こうして最初の移植はあっさりと終わりました。

移植から判定まで

移植をしたらその結果が出るまでの約2週間。これがなんとも言えない緊張感ですよね。気になって仕方がありません。移植して一週間から十日もすれば市販の妊娠検査薬で簡易検査する子は可能です。でも陽性が出たとしても化学流産といって着床が続かなかった残念なこともあります。擬陽性のこともありますし、私の場合はたとえ陽性が出たとしても不安の種を増やすだけだと思い、やりませんでした。でもとにかく寝ても覚めても気になって仕方がありませんでした。

初めての移植、判定は…?

尿検査で判定をします。緊張して診察室に入りましたが至って事務的にさっさと結果は通達されました。「今回は残念ながら妊娠反応は見られませんでした。」全く残念そうな感じはありませんでしたけどね。いいんですけどね、別に。唯一、ちゃんと細胞分裂が進んだ受精卵だったのにこれでだめなら次はもっと可能性が薄いじゃないか…。という絶望感。何十万ものお金を掛けて、二ヶ月という時間もかけて、結果がこれって。この時の絶望感は半端なかったです。

これが私の初めての体外受精から移植までの体験でした。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。