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天使ママのお部屋

体外受精、双子妊娠、22週流産、癒着胎盤を乗り越えてベビ待ち中のナースのブログ

私の妊娠ライフその1~初めての入院~

こんにちは。天使ママのお部屋へようこそ。

さて、先日一度目の胚移植までのことを書きました。二度目の胚移植で私は双子を授かったわけですが、授かったとわかった二週間後には入院しておりました。

今日はその時の事を少し書いてみます。

喜びはすぐに不安に変わる

一度目の移植後と二度目の移植後は大して変わりなかったと思うのですがそれは私が鈍感だったからかもしれません。

なんとなく手足が暖かいそんな気はしましたが季節がちょうど梅雨から夏にかけてのころだったので暑くなってきたからという気もしてあまり期待してはいませんでしたが妊娠しておりました。しかもだめもとだった二つの受精卵が二つとも妊娠に至ったのです。

自分たちが突き進んだ道は間違っていなかった。思い切っていきなり体外受精にチャレンジしてみてよかったんだとその時は確信していました。

両家の親たちもみんな大喜びです。私たち夫婦は長男長女で両家ともまだ孫という存在がありませんでしたので孫第一号と第二号が同時に生まれてくることになったわけですからお祭り騒ぎです。

つわりらしいつわりもなく、胃もたれ程度。食べ物の好みが変わるといったこともなく、こんなもんなのかとちょっと拍子抜け。でも仕事で疲れると気持ち悪さが出てきて今日は体調が悪いからお総菜を買って帰っちゃおうと思ってもお総菜コーナーの匂いでまたやられる。これが噂のつわりっていうやつかと感動すら覚え、なんだか妊婦っぽいっと思って楽しんでいました。

そんなうかれていた矢先の妊娠6週と4日。検診当日いつも通りに電車で病院に向かっていました。電車からホームへと降りた瞬間出血した感じがあって慌てて駅のトイレに駆け込むと真っ赤な鮮血で下着は汚れていました。焦りながらも走ったらだめだと思って早歩きで病院へ行き、事情を説明して早く診てほしいと頼みました。待っている間生きた心地がしませんでした。祈るような気持ちで待ちました。少し待って診察してくれましたがその時初めて二人の心拍が確認できました。

「ちゃんと二人とも心臓が動いていますよ。」

涙が出るほどうれしかったし安心しました。

ほっとしたのも束の間、まだまだ安心できません

その後、出血はすぐにおさまり妊娠初期にはそういうこともよくあるからあまり気にしすぎるなと言われました。そういうものなのかと思い、次の日外出して帰ってくるとまた出血。今度は昨日よりも量が多い。

でもその日は土曜日でしかももう夜でした。通っているクリニックはもうやっていないしということで相談窓口に電話して診てくれるところを探しました。こういう時、やはり冷静ではいられないものですね。私が通っていたクリニックは産科ではないので別の総合病院に予約を取ってありました。あと二回今通っているクリニックで診てもらって妊娠が継続できればその後はその総合病院で診てもらう手筈になっていたのです。そのことをすっかり忘れて自宅から近い別の病院を紹介されてそこに電話しました。ですが、事情を説明し、その時に予約を取ってあることを思い出して伝えるとそっちの病院にかかれと言われました。そりゃそうだ。気を取り直して自分が今後お世話になろうと思っていた病院のほうへ電話をしてすぐに診てもらえることになり、車で病院へ向かいました。

院宣

病院に着いて受付を済ませると車いすを持って看護師がやってきました。車椅子で移動しますと言われ、そんなに重病なのか、そうか、そうだよな。と思いつつ、職業柄、車椅子を押すのには慣れていても座る方は慣れていないのでなんだかどんな顔をして座ってたらいいものか、なんて考えながらあれよあれよという間に病棟に連れていかれました。そこでないと診察台がないからだそうですが、病棟で診察を受け、双子の心拍は無事確認が出来ました。でもやはり出血が多いので入院しましょうということになり、そのまま緊急入院となりました。

悲しいものですね。こんな時、もちろん二人の無事が確認できて安心したんですがその次に考えたのは仕事のことでした。明日の勤務は日勤だみたいな。そのまま速攻で病室へ移動しましたし安静にしているように言われたので電話も出来ません。既に夜中でしたし。仕方がないのでLINEで先輩にお願いして上司に報告してもらいました。

こうして人生初の入院生活が始まったわけです。

振り返ってみれば

今思えば、最初から前途多難な妊娠でした。不妊治療のゴールは妊娠することにあるのかもしれませんが、私たちはそこからがまた戦いです。ここから6ヶ月いろいろ戦って敗北したわけですが、それでもこの6ヶ月は幸せな6ヶ月でした。そのことを残していきたいということと、体外受精によって妊娠した時の合併症のことも伝えていきたいと思っています。流産に至ったことと体外受精は関係ありませんでしたが、その流産の過程で私は死にかけました。それが体外受精の合併症によるものでした。そういうこともあるんだということを可能性の一つとして知っておくべきだと思います。やはり採卵というのは私たち女性にとってとても体に負担を強いていることなんだということを自覚して行うべきだと思った次第であります。なのでこれから少しずつ、そのことについて書いていきたいと思っています。