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天使ママのお部屋

体外受精、双子妊娠、22週流産、癒着胎盤を乗り越えてベビ待ち中のナースのブログ

患者としての入院、看護師としての入院

こんにちは。天使ママのお部屋へようこそ。

朝はZIP派の我が家。ZIPの定番コーナーの一つと言えば、速水もこみちさんのお料理コーナー。MOCO’Sキッチンは1500レシピ達成記念ということで1週間かけてパーティーメニューを紹介していくそうです。

ならば、こっちは50記事達成記念ということで何か1週間かけて連載しようじゃないか!と、言うことで今週はテーマを決めてそれについての連載にしてみようと思い立ちました!週末気が付いたら50記事達成していました。やったー(^^)/

まずはここまで続けられてよかったです。それもこれも皆さんに読んで頂けているおかげです。ありがとうございます。これからももっとたくさんの人に読んで頂けるように頑張ります!さっきgoogle先生に「天使ママ 癒着胎盤」で聞いてみたら、なんと!2番目に私のブログが出てるぅ( *´艸`)ありがとう!google先生

 

さてさて、それでですね、何をテーマにするかと考えたところ、やはり看護師の立場も患者の立場も両方経験してみたわけですから、入院というキーワードだといろんな角度からの記事が書けそうだと思いました。

なので、今週はテーマ「入院」でお送りしていきたいと思います。

一週間ネタが持つのか、不安ではありますがやってみます。

あ、金曜日までで許してくださいね。(笑)

 

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本日のメニュー 

 

患者としての病院はこんなに違うのか!

さて、では最初の記事は患者だった時のことにしようと思います。

妊娠中、私は2度の入院を経験いたしました。私はそれまで入院した経験はなく、はじめての入院が妊娠にまつわるものだったんですね。看護師としてかかわるのと患者になるのではこうも違うものかと思いました。

音や光にこんなに敏感になるんだなとか、看護師の時は時間が足りなくてあっという間だったのに患者だと暇すぎて余計なこと考えすぎてしまったりして時間の流れ方が全然違ったり、病院食は本当に美味しくないなとか。

 

こうした色んな違いを実感した中で、今回は患者としての入院生活中のご近所物語です。(分かる人には分かる懐かしいフレーズ、″ご近所物語”)

2度目の入院の時は3週間とわりと長めの入院となりましたし、そこは産婦人科ではなくまわりは高齢な方々ばかりでしたのでいろんなことがありましたね。

特に同室者の人たちのことが色々気になって仕方がなかったんですね。看護師としての性なのか、はたまた単に暇だからというだけなのか・・・。その中で印象に残っていることを三つ書いていこうと思います。

 

物音がするととにかく誰でもいいから呼ぶ

これ、働いていてもあるあるですが認知症の患者さんとか、一時的に意識がもうろうとしている人とかだと入院しているという状況が分からなくなっていることがあります。そうすると、とにかく物音がしたら「すいませーん」と呼んだりします。

私のお部屋にもいらっしゃいました。

少し迷いましたが本当に何か困ってたらと思い、カーテンを開けて声をかけると

「ここは病院ですか?」

よくある質問です。

「そうですよ。どうしましたか?」

私のほうを見て自分と同じレンタルパジャマを着ている私が医療者なのか患者なのか区別はつきません。

「おトイレに連れて行ってください。」

「わかりました。今看護婦さん呼びましょうね。」

私の個人的な考えなんですけど、やっぱり看護師っていう呼び方、定着していないなって思うんですよね。

いまだにテレビの字幕とか堂々と看護師が看護士になってたりしますし、一番病院を利用する高齢者の方々は看護婦さんと言うことのほうが多いです。婦でも士でも師でも大事なのは呼び方よりも認識であって呼び方は慣れ親しんだ呼び方でいいと思っているので、私はあえて患者さんとお話しするときには看護婦と言います。

 

結局その患者さんはすぐに部屋が変わってしまいました。私がいた部屋はナースステーションから一番遠い部屋。基本的には入院患者の中でも比較的元気で自分のことは自分で出来る人がナースステーションから遠く、重症だったり動けない人はナースステーションから近い部屋というのが一般的なルールだと思います。

おそらく、その患者さんはもっとナースステーションに近いお部屋に移動になったのかなと思います。

 

 

病室でも構わず電話をかけまくる

これも看護師をしているとき、なかなか困るんですよね。

ようやく電車の中で優先席付近では携帯の電源を切るようにというアナウンスはなくなりましたが、まだまだ認識が間違っている方が多いです。

携帯の電波はペースメーカーにも医療機器にもほぼ影響しません。影響があったのはもう昔の話です。今の携帯電話の電波でもし影響するとしたら心臓から取り外した機械に何台もの携帯の電波を同時に浴びせるくらいの事です。

今の携帯の電波は医療機器に影響は与えませんが、狭い病室で電話をかけている話し声は迷惑になります。

そういった意味で病室での携帯電話のご利用はご遠慮願っているわけですが、そんなことなんのそのという人はやはりいらっしゃる。

もちろん色々と事情もあると思います。ベッドから動くことが出来なくて、家族に何かを持ってきてもらいたい。メールを打つのは難しくてできないけど電話ならなんとかできるなんていう高齢者は多いですからね。

用件だけを端的に伝え、すぐに切ってくれればこちらも目をつむりますが、中には堂々と日常会話を繰り広げ長電話をする方もいらっしゃいます。

そういう時には注意しますがその電話をしているときに看護師が部屋に居れば現行犯で注意できます。でも看護師がいないときに長電話されると同室者は我慢しなくてはならないわけですね。あとから看護師に言ってくる人もいますが現行犯でないとこちらも注意しづらいわけです。

でもその同室者の長電話が気になる患者の気持ちがよくわかりました。

しーんとした病室の中で延々しゃべっている声が聞こえる。別に聞きたくもないですが聞こえてくるのがそれだけなら聞いてしまいますよね。

娘さんに必要なものを持ってきてほしいと伝えている。同居していない娘さんはそれが家の中のどこにあるのかがわからないからそれを事細かに伝えている。それだけで終わればいいんですが次第に喧嘩になっていく。なんで来てくれないのか。身内はあんたしかいないんだから来てくれたっていいじゃないか、と。さっきまで面会にきてくれてたんですよね、その娘さん。仕事だからそんなに来れないよってその時にも言っていましたが明日持ってきてほしいと伝えています。そしてついにはあの時貸したお金も返さないしとお金の貸し借りの話まで飛び出します。親子でも女同士だとこうもこわいものか・・・。返した、返してないの堂々巡りです。既にメインはお金の貸し借りに移っていますのでエンドレス。最終的にはおそらく一方的に娘さんに電話を切られたんでしょうね。しゃべっている途中で止まっちゃいましたから。

 

その後もあちこちに電話をかけまくってお友達とかに必要なものを持ってきてもらう手筈をとっていました。

それもまぁほぼ毎日。あれを持ってきてほしい、お庭の植物に水やりをしてほしい、あの人に予定をキャンセルすることを伝えてほしいなどなど。

看護師が部屋に来るときには電話してないんですよね。あれは計算なのかたまたまなのか・・・。

 

とにかく周りに気を遣いまくる

周りの人にまったく気を遣わないというのも考えものですが、気を遣いすぎて全然気が休まらないだろうなという人もいらっしゃいます。

同室の方はトイレすら「お手すきの時でいいので連れて行ってください。」と言ってましたね。働いているときにもこのフレーズはよく言われました。いや、生理現象だし、我慢は良くないし、行きたいなら行きましょうよ、今。と私は思いますが、気遣いが行き過ぎる方は結構いらっしゃいます。

娘さんが来たら「入院費を速やかに払っておいてね。病院にご迷惑だから。」と病院に気を遣い、「土日は休みなんだから来なくていいからね。」と娘さんを気遣っていたり。

すごい気の遣い方だな。と感心しましたが極め付けが車椅子でお手洗いに行き、戻ってきながら看護師に言っていた言葉が「車椅子用のお手洗いが一つしかないから次の人が待っているかもしれないと思うと焦っちゃって出なかったんです。」だった時に入院生活にはとことん向いてない人だなと思いました。

 

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入院させておいたほうが安心なのか?

病院は社会の縮図とよく言いますが、本当にその通りでいろんな方がいらっしゃいます。自分の物差しでだけでは到底太刀打ちできません。

患者になってもあちこち気になって気になって気が休まりませんでした。歩けるようになってからは病院の中を探索してようやく少し静かな休憩所を見つけたのでそれからはよくそこに本をもって行って何時間も読書したりしていました。

動ければまだそうやって退屈しのぎをすることも出来ますが、ベッドから動けないとなると若い人でも気がめいります。まして、高齢者の方は尚更でしょう。

 

よくご家族は入院している方が安心だからできるだけ長く入院させてほしいといったことをおっしゃいますが、それは間違いです。

入院期間は一日でも短いほうがご本人のためです。入院するまではしっかりしていた高齢者も入院をきっかけに認知症を発症したりすることがありますし、すでに認知症の患者さんが入院をきっかけに悪化することも多々あります。

 

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医療者も努力はしていますが、やはり共同生活の中では一人の患者さんにずっとつきっきりになることは出来ません。自宅に居れば家族がそばにいて人の気配があるだけで刺激になります。そういった刺激がないと次第に生活リズムが狂い、昼夜逆転となり、認知症の悪化につながるわけです。

また、患者さんにとっては自宅ではない場所にいる、その環境の変化だけでも大きなストレスになります。自宅では簡単に自分のタイミングで出来ていたことが病院だと出来なかったり、順番待ちだったりしこうしたことでもストレスが溜まります。そうしたストレスからまた認知症の悪化につながったりもします。いずれ家に帰るのであれば、命の危機を脱したら速やかに自宅に戻る方が結果的に家族の負担を減らすことにもなります。軽度の物忘れ程度だった家族が入院して戻ってきたら徘かいまでするようになってたら家で介護するのは難しくなってしまいますよね。

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思い出話のはずが脱線して最後は結局看護師目線になってしまいました。

そんなわけで、今週は「入院」にまつわるお話を色々書いていきます。

良かったらまた遊びに来てください。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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